【2020鹿児島知事選】初当選の塩田康一氏に単独インタビュー

現職も含めて7人が立候補した鹿児島県知事選挙で勝利を収めたのは、若さと豊富な行政経験を武器に支持を広げた塩田康一元九州経済産業局長(54)だった。再選を目指して敗れた三反園訓氏(62)との票差は約27,000票。新知事は、難しいかじ取りを求められることになる。

劇的な勝利から一夜明けた13日、「2時間しか寝ていないんです」という塩田氏が、ハンターのインタビューに答えた。

――7人が立候補するという乱戦。ズバリ、勝因は?
塩田:なんといってもご支援いただいた皆さま方のお力のおかげ。感謝でいっぱいです。そして、私に鹿児島の未来を託して下さった有権者の皆さまの期待感が大きかったということ。これは、現職に対する批判の強さの裏返しでもあったと思います。私の若さや行政経験に対して期待していただいたことも確かで、お応えできるよう全力で県政運営に臨みます。

――新型コロナウイルスの感染が拡大する中での選挙でした。後援会活動もままならなかったでしょうが、実際に戦っていてどうでしたか?
塩田:告示前も後も、集会が開けなかったことで、相当焦ったのは事実です。選挙戦の最中に計画した鹿児島中央駅前の大規模集会も、県内のクラスター発生で中止せざるを得なくなり、残念な思いをしました。一時期、離島への来島自粛要請があるなど活動にかなりの制約があり、新人には厳しい選挙だったと思います。ただ、支援者の皆さんは一度も後ろを向くことなく、一緒に戦ってくれましたから、心強かったですね。

――コロナ禍の中での「塩田丸」の船出になります。まず、県政の何に手を付けますか?
塩田:待ったなしですね。まずは、新型コロナウィルスの感染拡大防止と医療体制の確保、経済対策、豪雨災害からの復旧です。県庁職員は優秀なはずですから、彼らが最大限に力を発揮できるようにしながら、いっしょになって事にあたります。

――塩田さんを支持した県会議員は少数でした。最大会派は38人の自民党です。県議会とはどう向き合っていきますか?
塩田:ご承知のように、2元代表制下で、執行機関である知事と県議会は車の両輪です。私は、議会の意思を尊重しつつ、円滑な県政運営を行っていこうと考えています。県議会の皆様方とは、しっかりと話をしながら、県民本位の県政を実現したいと思っています。

――最後になりますが、塩田さんは口下手ですよね?
塩田:もともと口数が少ない方なので、うまく真意が伝わらないことがあるようです。反省点です。誤解されることもあるので、おっしゃっていただければ、きちんと話すことにしています。

――お疲れのところ、ありがとうございました。頑張って下さい。
塩田:こちらこそ、どうもありがとうございました。

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