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カテゴリー:僭越ながら「論」
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103万円と不倫|国民民主党の前に立ちはだかる「壁」
総選挙で議席を4倍増となる28まで伸ばした国民民主党の代表、玉木雄一郎氏の「公私」を巡る言動に注目が集まつている。 「自公政権の延命に手を貸すつもりはない」として選挙で主張した政策の実現を最優先させる考えを強調する… -
【自民党惨敗】信なくば立たず
「信なくば立たず」――政治家がよく使う言葉だ。正確にいえば「民、信なくば立たず」。漢文なら「民無信不立」である。小泉純一郎元首相や安倍晋三元首相好んだことで知られる論語由来の格言だが、自民党も公明党もこれとは逆の道を選び… -
「ウォッチドッグ」ー鹿児島県警問題の背景ー
鹿児島県警の警察官による「内部告発」に絡んで、ハンターに対する家宅捜索(ガサ入れ)が行われ、情報漏洩を行ったとして元巡査長が逮捕・起訴された。不当なガサ入れで別の「内部告発」を見つけ出した県警は、元県警生活安全部長を同… -
鹿児島県警の報道弾圧に抗議する(下)|2件の公益通報と強制性交事件
鹿児島県警の警察官による「公益通報」が、2件立て続けに表面化した。1件目は井上昌一前刑事部長の不当な捜査指揮の証拠となる「告訴・告発事件処理簿一覧表」、2件目は野川県警本部長による警察官の犯罪行為隠蔽を告発する内容だっ… -
鹿児島県警の報道弾圧に抗議する(上)
「県民の信頼を取り戻す」「抜本的な対策を進める」――警察官による違法行為が明るみに出るたび繰り返されている鹿児島県警のこうしたコメントが、実現することは絶対にない。県警が、表面化した事件の背景や真相を隠し続けているから… -
長期政権の驕り|高島福岡市長「福岡がなければ九州から人がいなくなる」への反論
記事のタイトルを見た瞬間、傲慢さが鼻についた。「福岡がなければ九州から人がいなくなる」――今年2月、高島宗一郎福岡市長が地元紙西日本新聞のインタビューで述べた言葉だ。長く権力の座に座る人間の“驕り”の臭いがする発言だった… -
怪しい防衛費増額と危険な兆候
大手メディアの報道が内閣改造と党人事一色となった。こうして新しい出来事に目を奪われるため、重要な政治課題が議論を尽くす暇もなく過去の出来事になっていく。本当にそれでいいのか? ■消えた防衛費増額問題 7月下旬、フラン… -
甦る大政翼賛会とその時代
1938年(昭和13年)、国会で「国家総動員法」の説明を行っていた陸軍の佐藤賢了中佐が延々と自説を披露。発言を止めるよう求めた国会議員らに対し、「黙れ!」と一喝して委員会室を去るという事件が起きる。将官でもない軍人が政党… -
#国葬反対
在位70年のエリザベス女王が96歳で亡くなられ、19日、イギリスの首都ロンドンで「国葬」が行われた。これに先立つ一般弔問で女王にお別れを告げようと並んだイギリス国民の列は数十キロ。何時間もかけ整然と歩む同国民の姿は、女… -
色褪せた「聞く力」|「国葬」でみえた岸田文雄の実相
昨年9月の自民党総裁選以降、岸田文雄首相が事あるごとに強調してきた「聞く力」。国民の声に耳を傾けなかった安倍晋三、菅義偉という二人の首相経験者との違いを印象付けるための旗印だったようだが、就任から1年ですっかり色褪せた。…