- Home
- 僭越ながら「論」
カテゴリー:僭越ながら「論」
-
政治家の往生際
約束を守らない、平気でウソをつく、人をばかにする、自分のことしか考えない――政治家のそうした振る舞いが、この国に深刻な政治不信を招いた。不祥事がバレても謝らずに開き直るのが最近の政治家の常。「往生際」の悪さが、政治不信に… -
デマゴーグ・参政党の神谷宗弊が歪曲した沖縄戦の実相
問題発言を繰り返し、批判の声が上がるたびに幼稚な言い訳や話のすり替えでごまかす参政党の政治家たち。極右特有の過激な発言が、既成政党に愛想をつかした一部の有権者を引き付けているのは確かだ。しかし、偽りの前提で国民を扇動する… -
極右組織・参政党の新憲法案と「神の国発言」
2000年5月、森喜朗首相(当時)がある会合で「日本の国、まさに天皇を中心としている神の国であるぞということを国民の皆さんにしっかりと承知していただく」と述べた。いわゆる「神の国発言」だ。森氏は、国民主権や政教分離を否定… -
極右の杉田水脈と歪んだ歴史観の西田昌司を公認|自民党の現在地
安倍晋三政権以来、自民党から「中庸」の精神が失われた。日本の戦争責任を否定し、少数民族や沖縄を軽んずる姿勢こそが「保守」だという考え方がまん延する状況だ。旧安部派を中心とする右寄りの政治家たちは、口で「人権」を尊重すると… -
【フジテレビ会見】質問者たちの暴走と文春の誤報
近年稀にみる不愉快な記者会見だった。中居正広氏の問題に絡んで今月27日に開かれたフジテレビの会見である。気持ちを暗くさせたのはフジテレビ側ではなく会見場でわめき散らしていた一部の人間たち。その連中がジャーナリズムとは無縁… -
103万円と不倫|国民民主党の前に立ちはだかる「壁」
総選挙で議席を4倍増となる28まで伸ばした国民民主党の代表、玉木雄一郎氏の「公私」を巡る言動に注目が集まつている。 「自公政権の延命に手を貸すつもりはない」として選挙で主張した政策の実現を最優先させる考えを強調する… -
【自民党惨敗】信なくば立たず
「信なくば立たず」――政治家がよく使う言葉だ。正確にいえば「民、信なくば立たず」。漢文なら「民無信不立」である。小泉純一郎元首相や安倍晋三元首相好んだことで知られる論語由来の格言だが、自民党も公明党もこれとは逆の道を選び… -
「ウォッチドッグ」ー鹿児島県警問題の背景ー
鹿児島県警の警察官による「内部告発」に絡んで、ハンターに対する家宅捜索(ガサ入れ)が行われ、情報漏洩を行ったとして元巡査長が逮捕・起訴された。不当なガサ入れで別の「内部告発」を見つけ出した県警は、元県警生活安全部長を同… -
鹿児島県警の報道弾圧に抗議する(下)|2件の公益通報と強制性交事件
鹿児島県警の警察官による「公益通報」が、2件立て続けに表面化した。1件目は井上昌一前刑事部長の不当な捜査指揮の証拠となる「告訴・告発事件処理簿一覧表」、2件目は野川県警本部長による警察官の犯罪行為隠蔽を告発する内容だっ… -
鹿児島県警の報道弾圧に抗議する(上)
「県民の信頼を取り戻す」「抜本的な対策を進める」――警察官による違法行為が明るみに出るたび繰り返されている鹿児島県警のこうしたコメントが、実現することは絶対にない。県警が、表面化した事件の背景や真相を隠し続けているから…










