【速報】大樹総研に家宅捜索 関係者逮捕へ
- 2022/2/25
- 政治・行政
25日午前11時55分頃、段ボールを抱えた東京地検特捜部の職員10人ほどが、東京都内にあるコンサルタント会社『大樹総研』の家宅捜索に入った。
2月8日に当サイトで報じた『新型コロナ絡みのインサイダー取引事件で見え隠れする”あの人たち”』に関連するもの。ジャスダック上場のバイオベンチャー「テラ」(本社:東京都新宿区)による新型コロナウイルス治療薬の開発事業に絡む重要事実を公表前に入手し、同社株を取引したとして、警視庁捜査2課が今月4日、男3人を金融商品取引法違反(インサイダー取引)容疑で逮捕した事件だ。
3人にインサイダー情報を提供していたのは、テラと共同事業を展開していた「セネジェニックス・ジャパン」(本社:東京都中央区)元役員の竹森郁氏。今日中に逮捕されるとの情報がある。
大樹総研に家宅捜索が入ったということは、同社の総師であり政財界のフィクサーと呼ばれる矢島義也氏(本名:義成)も捜査対象になっているものと思われる。
政界の中枢と深くつながる大樹総研への家宅捜索の一報は、瞬く間に永田町を駆け巡り、「矢島が逮捕なら、安倍、菅政権のヤバイところが全部、ひっくり返されてしまうんじゃないか」と話す自民党の議員もいる。
さらに「森友学園、加計学園問題程度では終わらない疑獄事件に発展するのではないか」といった声も上がっている。
矢島氏は既に身柄を抑えられたとの情報もある。
ロシアのウクライナ侵攻、新型コロナウイルス感染拡大の対応に追われる岸田政権。さらに「大樹総研」という大きな「爆弾」を背負い込むことになりかねない。