【独自入手】旧統一教会「合同結婚式」マニュアル

安倍晋三元首相の射殺事件をきっかけに、次々と浮上した旧統一教会(現世界平和統一家庭連合)の「反社会性」と「政治との関係」。特に教団の反社会性については、日本人に対し壺や印鑑をとんでもない価格で売りつける「霊感商法」や、高額の献金をまき上げる手法の数々が明らかになっている。

旧統一教会が日本で広く知られるようになった大きなきっかけは、1992年に人気歌手だった桜田淳子さんらが参加して大騒ぎになった「合同結婚式」。旧統一教会の創始者、文鮮明氏(故人)が男女の写真だけを見てマッチングし、会ったこともない相手と結婚させるというとんでもない儀式だった。ハンターが、そのマニュアルや案内、注意事項、写真などを入手した。

■邦人140万円、韓国人は14万円

合同結婚式に参加した日本人の元信者が、こう振り返る。
「日本人は一人140万円も必要です。韓国人は14万円と日本人の10分の1。私もまったく知らない韓国人が相手となって、結婚させられました。相手は大学を卒業した韓国のエリートとされていましたが、実際には中学しか卒業しておらず、無職でした。日常的に暴力をふるわれ、殺されると思い、命からがら日本に逃げ帰ってきました」

宗教と言いながら、人権無視も甚だしい合同結婚式。新型コロナウイルスの感染拡大により、大規模な式は、2020年2月が最後となっていたが、その時のパンフレットには文鮮明氏と現在の総裁、韓鶴子氏が表紙で、旧統一教会が所有するアリーナ、清心平和センターで開催する案内が記されている。

出席したある現役信者は、「日本や韓国、世界中から数多くののカップルが合同結婚式に臨みました。1万人はいたと思います。日本人もたくさんいて、1部ではすべてを消化できず、午前と午後の2部制にしてやっていました」と話す。

■性交渉まで詳しく指南

合同結婚式の詳細は『2014天地人真の父母天宙祝福式 祝福ガイドブック』という表紙の冊子に詳しい。

見ず知らずの相手との結婚が決まると、約婚式・聖酒式を経て結婚式となる。その際、お互いのお尻を棒で思いっきりたたき合う「蕩減棒」という儀式がある。

「蕩減棒」とは、“過ちを犯して堕落したことを清算し、善の血統に生まれ変わり、夫婦が新しい出発をするための神聖な儀式”なのだという。

こんなもののどこが「神聖」なのか理解に苦しむが、そのあと40日間は別居する「聖別期間」が設定される。そして「3日儀式」という旧統一教会が決めた通りの行事を経て、同居がスタートとなる。

ガイドブックには、「3日儀式」について次のような記述がある。

<① 3日行事のための研修(説明)を受ける>

<② その後、権限のある牧会者の祝祷>

<③ 作法に従って、3日間かけて行う>

前出の元信者が解説する。
「要するに、性交渉をどうやってやるかというのが3日儀式です。それが事細かに書かれています。その通りにやらないと、夫婦がお互いにいがみ合う、怨念を持つようになると、きつく言われました」

■危険の証明 ― 「参加者注意事項」

ハンターが入手した写真によれば、2020年の合同結婚式ではアリーナの通路で、指輪や「天聖経」という旧統一教会の「聖書」のような分厚い本も売られていたことが分かる。これも、旧統一教会の「商売」だという。

だが合同結婚式に、実は「危ない」側面があることが『3,6億双(カップル)マッチング祝福参加注意事項』(下の画像参照)という案内からよくわかる。

“反対している家庭は、よく相談して、空港及び、渡韓、来日時は気をつけて下さい”

“(韓国の)空港や市内は、犯罪が多いです”

“トイレに行く時も、女性は2人以上で行動が原則です”

“韓日カップルは、絶対、韓国の主体者(結婚の相手側)の家には行かない事。車にも乗らない事”

“最初から、家庭の事情やK(寄付)事情、今後の渡韓予定を詳しく言わない”

「日本人は韓国人の信者の何倍、何十倍も寄付をしているので、それをいうとまずいという意味です。確かに犯罪に巻き込まれている日本人が合同結婚式でもいましたね。スリにやられたと泣いていた女性がいたのを記憶しています」(前出・元信者)

危険も人権も顧みず、何でもかんでもカネにしようとする旧統一教会と、これを手助けしてきた自民党の政治家たち――。その犠牲者の多くが日本人であることを、今一度、認識すべきだ。

 

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