【鹿児島市長選情勢調査】下鶴氏リード、松永氏ら3人が追う展開

任期満了に伴って行われる鹿児島市長選挙の情勢を探るため、HUNTERが今月14日から15日にかけて実施した電話による情勢調査で、立候補を表明した4人の中から元県議が抜け出す勢いを示し、鹿児島市の元副市長らが追う展開となっていることが分かった。投票先を決めていない有権者が4割以上おり、今後の動き次第で情勢が変わる可能性もある。

市長選には、自民党推薦で元鹿児島市議会議員の上門秀彦氏(66)、共産党鹿児島地区委員会の副委員長・桂田美智子氏(67)、元鹿児島県議会議員の下鶴隆央氏(40)、元鹿児島市副市長の松永範芳氏(62)の4人が立候補する意向を表明。今月22日の告示に向けて、それぞれの陣営が支持拡大に鎬を削る状況だ。

HUNTERは今月に入ってからの現地取材に加え、電話による情勢調査を実施。その結果、2週間前の段階で独走していた松永氏を下鶴氏がとらえ、逆転した状況であることが分かった。

電話調査に答えた有権者の数は434人。下鶴氏が先頭を走り、わずかの差で松永氏、次いで上門氏、桂田氏が追う展開となっている。

選択にあたって重要視する項目については「政策」と答えた人が55%、次が「人柄」で約2割を占めている。

次の市長に望む課題は「経済」が一番で約3割、ほぼ同じ割合で「コロナ対策」と続く。福祉と答えた人は約2割だった。

支持する政党は自民党が約47ポイントでダントツ、立憲民主党は22ポイント強の支持を集めている。

鹿児島市長選挙は今月22日告示、29日に投開票が行われる。

この記事をSNSでシェアする

関連記事

注目したい記事

  1.  三つの衆議院補欠選挙がはじまった。最も注目されるのは東京15区。柿沢未途氏の公職選挙法違反事件を受…
  2. 二階俊博元自民党幹事長の「政界引退」記者会見から約1か月。同氏の地元である和歌山県にさらなる激震だ。…
  3. 在学生の自殺事案で賠償交渉の「決裂」が伝わった北海道立江差高等看護学院のパワーハラスメント問題で(既…
  4. 今月16日、衆院東京15区、島根1区、長崎3区の補欠選挙が告示される。アメリカを国賓として訪れていた…
  5.  2021年秋、新型コロナウイルスの療養施設内で、女性スタッフに対するわいせつ行為が行われた。わいせ…




LINEの友達追加で、簡単に情報提供を行なっていただけるようになります。

ページ上部へ戻る