カテゴリー:僭越ながら「論」
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秋田明大(あきた あきひろ)という名前を記憶している日大OBはどのくらいいるだろうか。1968年、教授の脱税や水増し入学を発端に、国税の調査によって数十億円に上る使途不明金が発覚した日本大学で、多くの学生が正常化を求めて…
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自民党総裁選を巡る新聞テレビの報道合戦が始まって以来、「保守」という言葉の使われ方に首を傾げることが多くなった。「保守」の概念が、歪めて伝えられているのではないか――そう感じるからだ。
特に、安倍晋三元首相が支援す…
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政治家としては安倍晋三前総理に次いで嫌いだった菅義偉氏が、自民党総裁選への出馬を辞退し、今月末の任期切れと同時に政権の座を明け渡すことになった。後手に回るばかりの新型コロナウイルス対策を、「失政」と評価された末の退陣劇だ…
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新型コロナウイルスの感染爆発を前に、打つ手をなくした小池百合子東京都知事が、政治パフォーマンスの道具に子供を利用し、独善的な本性をさらけ出した。この人は、政治家である前に人として最低だ。
■都議会で「修学旅行中…
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安倍晋三という政治家にとって、意見を異にする人たちはすべて「敵」。かつて街頭演説で「帰れ」「辞めろ」とやじった人たちを指さし、「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と言い放った安倍晋三元首相が、今度はオリンピック開催に…
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先日、「イチケイのカラス」というテレビドラマで、人気俳優・竹野内豊さん演じる主人公の裁判官が、法廷内の関係者に、こう語りかける場面があった。
「想像して下さい。あったことをなかったことにされたら、どれだけの人が傷つ…
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今月9日、内閣官房参与を務める高橋洋一嘉悦大学教授が新型コロナウイルスの感染状況とオリンピック開催の是非を巡る議論について、ツイッターに《日本はこの程度の「さざ波」。これで五輪中止とかいうと笑笑》と投稿、物議を醸す事態と…
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新型コロナウイルスの新規感染者が増え続ける中、自民党麻生派の「志公会」が13日、都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。正気の沙汰とは思えない。
周知の通り、大阪府や東京都には「まん延防止措置」が適用されており、…
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週刊文春が、菅義偉首相の長男が絡んだ放送関連会社「東北新社」による総務省幹部への接待疑惑に続き、NTTの役員と同省幹部との間で繰り返されていた接待問題も暴いた。「文春砲」の砲弾が霞が関を飛び越えて永田町にまで届いた形で、…
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東日本大震災から10年、今年も「3.11」が巡ってきた。私たちは、“震災から○年”と指を折ることができるが、津波に飲み込まれて亡くなった人たちは、震災を振り返ることはもちろん、家族との楽しい思い出を語り合うこともできない…
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2018年6月15日の福岡県議会定例会。ある県会議員がバイオマス発電の促進を訴える質問を行い、小川洋…
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「全国的には知られていないと思いますが、兵庫県の政界に激震が走っています。知事に国会議員、とんでもな…
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2021年から本サイトで疑惑を追及してきた国際政治学者・三浦瑠麗氏の夫で、投資会社「トライベイキャピ…
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