北海道警で初のクラスター確認|空知・栗山署で52人が自宅待機

北海道警察は17日、同管内の栗山警察署(空知管内栗山町、佐野光治署長)で職員9人に新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。15日までに3人の感染が報告されていた同署では感染者の累計が12人となり、署内のクラスター(集団感染)発生が認定された。

道警によれば栗山署は15日から16日にかけ、保健当局の指示で職員へのPCR検査を実施。署長を含む警察官8人と事務職員1人・計9人の新規感染が判明したという。うち3人が無症状で、残る6人は軽症。警察官は20歳代巡査長から60歳代警視までのいずれも男性で、事務職員は女性だった。累計感染者が12人になったことから道内258例めのクラスター認定を受け、警察署では初めてのクラスター発生が確認された形となった。道警全体では同日までに、本部など13カ所で計41人の感染が判明している。

栗山署では現在、感染者と地域住民との接触状況を調査中。署内で濃厚接触者に指定された職員など52人を自宅待機とした。署長不在となった同署へは道警本部から応援を派遣し、業務支援にあたっているという。

警察関連では今月15日、埼玉県警の新本部長に新型コロナの感染が判明し、着任延期の決定が伝えられたばかり。年末から新規感染の高止まりが続く北海道で、夕張市など空知地区5市町を管轄する栗山署でのクラスター発生に、道警本部は「警察署の業務運営には支障はありません」としている。

(小笠原淳)

【小笠原 淳 (おがさわら・じゅん)】
ライター。1968年11月生まれ。99年「札幌タイムス」記者。2005年から月刊誌「北方ジャーナル」を中心に執筆。著書に、地元・北海道警察の未発表不祥事を掘り起こした『見えない不祥事――北海道の警察官は、ひき逃げしてもクビにならない』(リーダーズノート出版)がある。札幌市在住。
北方ジャーナル→こちらから

 

 

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