「古賀さんからの頼み」― 福岡県知事選に元国交省・奥田氏|東国原氏周辺も出馬検討か

肺腺がんの治療のため入院していた小川洋福岡県知事の辞任表明を受けて動き出した県知事選挙の日程が、3月25日告示、4月11日投・開票と決まった。ゴールが見えたことで、関係者の動きも活発化しており、熾烈な候補者選びの過程が顕在化している。

自民党や立憲民主党に所属する県議会議員の多くが、後継に小川知事を支えてきた服部誠太郎副知事の名前を挙げる状況で、財界の一部も容認する方向。一方、麻生派を除く自民党の県選出国会議員の中には、国土交通省の元局長を推す動きがある。

既に出馬が確実視されている国交省OBとは、奥田哲也元同省自動車局長。福岡県久留米市出身で59歳の奥田氏は、ラ・サール高校から東大に進み、卒業して旧運輸省に入省した。一貫して運輸畑を歩み、鉄道局長や自動車局長を歴任して一昨年に退官した後は、国交省の外郭団体「一般社団法人 運輸総合研究所」の専務理事に天下っている。

国交省に影響力を持つ古賀誠元自民党幹事長が、知事選に出馬するよう奥田氏を口説いたという話が早い段階からあり、動向が注目されていた。奥田氏は周辺に対し一連の経緯を語っており、この中で「古賀さんからの頼み」「古賀さんからの話」などとして、古賀誠元幹事長の勧めであることを認めているという。

24日夜7時から議員宿舎で会合を持った自民党県連所属の複数の議員らが「奥田氏が出馬する意思を固めた、という情報を共有した」とされ、近い時期に再度集まり、知事選対応を話し合う予定になっている。

奥田氏の他にも、東国原英夫元宮崎県知事の周辺が出馬の可否を判断するため、瀬踏みを始めたとする情報がある。

(参照記事⇒「残高6億超|増え続ける古賀誠元自民党幹事長の政治資金」)

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