加藤官房長官の資金管理団体、日本医師会側からのパーティー収入を訂正

加藤勝信官房長官の資金管理団体「勝会」(まさるかい)が、総務省に提出した政治資金収支報告書に、記載義務のある20万円を超える政治資金パーティーの収入を記載せず、先月末になってページを追加する形で訂正していたことが分かった。

訂正されたのは2018年分と2019年分の政治資金収支報告書。同団体は18年に6回、19年に5回の政治資金パーティーを開いていた。(*下は、同団体の2019年分収支報告書の記載。青字はハンター編集部)

19年の5回のうち、2月、4月、6月のパーティーで、個別に支払者の名称を記すべき、それぞれ50万円、90万円(50万円と40万円)、50万円のパー券収入が記載されていなかった。

不記載となっていたの収入の内訳は、2月、4月、6月の50万が日本医師連盟から。4月の40万円は健康保険政治連盟からのものだった。(*下は、収支報告書に追加・訂正されたページの記載。画像クリックで拡大)

不可解なのは収入のあった日が、すべてパーティー開催後となっている点。日本医師連盟からの2月の50万はパーティー(2月14日)から4日後の2月18日、次の50万はパーティー(4月18日)から約1カ月後の5月15日、3回目の50万円もパーティー(6月17日)から約1カ月後の7月12日に受け入れていた。健康保険政治連盟の40万円も、パーティー開催から4日後の入金だった。政治資金パーティーの収入は、催しものの対価。この年、日本医師連盟と健康保険政治連盟は、催し物に参加したあとで、対価お支払いを行った格好だ。

18年分収支報告書の不記載は1件。同年12月14日に開かれた政治資金パーティー「衆議院議員加藤勝信昼食勉強会」における日本医師連盟からの収入50万円が、やはりページを追加する形で追加・訂正されている。

加藤氏は安倍晋三政権で、2017年8月から 18年10月に厚生労働大臣を務め、2019年9月から20年9月まで再任された厚生族。医師会や健保連は厚生労働省の所管という、分かりやすい構図である。パー券購入団体の性格や金額からいって、単なる記載ミスとは思えないが……。

ところで、9日早朝、*日比谷公園のトイレで亡くなっているのが見つかった男性は、新型コロナの治療薬開発会社を巡る株価操作疑惑に絡んでいたとみられる人物。じつは司法当局が捜査中のこの事件の裏で、加藤官房長官の名前が取り沙汰されている。詳細は後日の配信記事で。

*初稿では日比谷公園ではなく代々木公園となっておりました。お詫びして訂正いたします。

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