福岡県町村会の会長を務める田川郡大任町の永原譲二町長が、今年1月に新型コロナウイルスに感染し、入院していたことが分かった。永原町長のコロナ感染は極秘扱いされ、役場の幹部にも知らされていなかった。
関係者の話によれば、永原町長は今年正月、知人女性ら6人ほどの親しいメンバーと大分県内にある身内の別荘に滞在。5日に地元の病院で陽性の判定を受け、11日から田川市内の病院に入院したという。
町長は重症化しなかったものの、別荘に同行していたメンバーの内、永原氏を含む少なくとも7人が感染していた。一連の出来事について、複数の関係者が「間違いない」と明言している。
ハンターは先月、永原氏に対し質問書を送付。感染の有無、公表しない理由、感染時期や感染経路、感染場所などについて回答を求めたが、何の反応もなかった。
ハンターの確認に対し大任町の総務課は10日、「行政としては把握していない」という微妙な言い回しで認否を回避。クラスターと判断されてもおかしくない事例だったが、コロナ患者の動向を確認するという、役所の責任を放棄した格好だ。
では、永原町長はなぜコロナ感染を隠さなければならないのか――。実は、その答えにこそ最大の問題が隠されている。