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アーカイブ:2022年 5月
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鹿児島県医師会がなくした「仁」
『仁』とは、他者に対する思いやりの心、つまり「仁愛」だ。そうした意味で、鹿児島県医師会において「医は仁術」という言葉は死語になったと断言しておきたい。 2か月以上続く取材を通じて見えてきたのは、「腐った組織」の実態… -
「KAZU1」取材合戦の裏で記者クラブを除名されたNHK
死者14人、行方不明者12人という未曾有の海難事故となった北海道知床沖の遊覧船「KAZU1」(カズワン)の沈没から2カ月。 行方不明者の捜索が続く中、取材にあたっていたNHK取材班の大失態が明らかになった。 ■「… -
道警裏金告発・原田さん逝く|札幌「偲ぶ会」で有志ら追悼
2004年に全国で初めて実名で警察の裏金づくりを証言し、当時の北海道警察に組織的な不正経理を認めさせるなど警察改革に尽力した元道警幹部・原田宏二さんを偲ぶ会が5月28日午後、札幌市内で行なわれ、別れを惜しむ参列者たちが貴… -
安倍晋三氏のルーツは朝廷と戦った東北の豪族|東北の蝦夷と被差別部落(その6)
安倍晋三首相(当時)の昭恵夫人が知人の招きで山形県の長井市を訪れたのは、2017年の夏だった。長井市内で開かれたイベントに参加した後、昭恵さんは最上川の支流・野川の奥にある三淵(みふち)渓谷まで足を延ばした。 … -
久留米商工会議所に県が異例の改善指導|会議所法違反の政治活動、国も疑い指摘
今年1月に行われた久留米市長選挙の際、久留米商工会議所(本村康人会頭)が政治団体「日本商工連盟」の活動を装って会議所の組織や運営について定めた「商工会議所法」の規定に反する行為を行っていた問題で、福岡県が同会議所の調査に… -
北海道警巡査部長が室内で実弾誤射|「あまりに杜撰」と猟友会関係者
5月24日夕、北海道警察の施設内で現職警察官が誤って実弾を発砲する事故があった。報道で事故を知った北海道猟友会の現役ハンターは「あまりに杜撰で、銃を扱う上での基本ができていない」と呆れている。 ◇ ◇ ◇ … -
「西郷どん」の子孫、日本維新から出馬か
参議院議員選挙が目前に迫り、各党の候補者が出揃いつつある。永田町はすでに戦闘モードに入っており、全国の主要都市では立候補予定者がそれぞれの主張を訴える光景が増えてきた。そうした中、鹿児島県にゆかりが深い人物の動向が永田町… -
無法地帯・福岡県大任町で不透明支出|副議長が町長交際費調査
福岡県町村会の会長や全国町村会の副会長を務める福岡県大任町の永原譲二町長による、町長交際費の不透明極まりない使途状況が明るみに出た。 同町議会の次谷隆澄副議長が、議員活動の一環として町に情報公開請求して入手した資料… -
北海道警の黙秘権侵害・私物検閲疑い| 被害女性が取り調べ映像「提出」申し立て
札幌市の女性が北海道警察による不当捜査の被害を訴えている裁判で、原告側が取り調べ映像の開示を求めて裁判所に「文書提出命令」を申し立てたことがわかった。被告の道警は裁判で、当時の取り調べに違法性はなかったなどとして請求棄却… -
【熱海土石流百条委】「知らない」で責任回避図る土地所有者
昨年7月に発生し、死者27人、今も1人が行方不明という大惨事になった静岡県熱海市の土石流災害。同市は「伊豆山土石流災害に関する調査特別委員会」(以下百条委員会)を設置して原因究明にあたっているが、関係者から聞こえてくるの…