学生自殺問題、議会で問われた鈴木北海道知事の「誠意」|遺族対応の方針、わずか15分で決裁

北海道立江差高等看護学院の在学生自殺問題で12月上旬に相継いだ議会質問に続き、同中旬には同じく地元議会の複数の会派から知事への総括質疑が行なわれた。3人の議員から追及を受けた鈴木直道・北海道知事は、江差の看護教員たちのハラスメントと学生の自殺との因果関係を否定する方針について改めて破棄・撤回を迫られ、また知事自身の「政治判断」による決着を促されたが、ついに明答を返すことはなく、いわゆる「コピー&ペースト」的な答弁に終始した。本稿では最低限の解説を添えた上で同日の質疑応答をすべて採録し、読者の評価・検証に供することとしたい。

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江差看護学院問題で知事総括質疑があったのは、12月12日午後の北海道議会予算特別委員会。最初に質問に臨んだ小泉真志議員(民主、十勝管内)の問いかけに、鈴木知事は同じ答弁の繰り返しをもって応じ、およそ意味のあるやり取りを拒み続けることとなった(*傍聴取材で収録した音声データをもとに再現、以下同)。

議員:道立高等看護学院の運営のうち、道立江差高等看護学院の学生が自死せざるを得なかった痛ましい事案に関し、道の顧問弁護士から遺族側代理人に宛てた10月27日付『回答書』によると、『最終的な要因は確定されておらず、ハラスメント行為が必然的に本件自死に直接結びついたとは言い切れないと考えております』とある点について、各部審査では『教員によるハラスメントなど相当因果関係を認めているのならば、それと矛盾する内容であり、この「回答書」は撤回すべきではないか』と質し、また今後の対応について『最後は知事の「政治決断」で対応する』旨の指摘もしましたが、現在協議中であることを含め曖昧な答弁に終始したところであります。そこで、知事は現時点においてこの『回答書』の内容を是としているのか、また『丁寧かつ誠意をもって対応』するならば、撤回し謝罪をした上で協議に臨むべきと考えますが、知事の所見を伺います。
 知事:賠償の協議についてでありますが、道では遺族側代理人弁護士からの損害賠償を請求する文書を受け、道の賠償責任の範囲等について、第三者調査委員会の『調査書』の結論部分にあります『最終的な要因については確定できないが、少なくとも本学院における学習環境が要因になったものと認定でき、自死との相当因果関係は認められる』との記載など『調査書』の全体の内容をふまえ、道の代理人弁護士などと検討を行ない、考え方をお示ししたところであります。現在、道と遺族側、双方の代理人弁護士を通じて協議を行なっているところであり、引き続き遺族側のご意向なども伺いながら、丁寧かつ誠意をもって対応して参ります。

議員:まず知事は、相当因果関係が認められる中でもこの『回答書』を是としているのか、確認をさせていただきたいと思います。
 知事:……(約25秒間沈黙)賠償の考え方についてでありますが、道の賠償の考え方につきましては『調査書』の内容全体をふまえて検討したものでございます。

議員:繰り返しの答弁でございましたけれども…。道の顧問弁護士の役割は、道の持ち出しを減らすことが役割で、ああいった対応になったのかもしれないと思いますが、ご遺族に寄り添わない道や知事の姿勢は、北海道がパワハラや人権侵害に対して真摯に取り組まないということを内外に周知してしまうことになってしまうのではないでしょうか。道内でも看護師不足が叫ばれている今ですね、江差高等看護学院の対応のまずさから解決が長引けば長引くほど、『道立の看護学院は受験したくない』という声は高まるばかりではないでしょうか。これを払拭するためにも、この問題は早期に解決しかないと思っています。『丁寧かつ誠意をもって』対応するとしているならば、しっかりとご遺族に寄り添わなくてはならないと思っております。この混乱を収束させるためには、知事の政治判断しかないと思います。知事、まずは『回答書』を破棄してから謝罪をして、そして改めて示談交渉に臨むべきと考えますが、いかがでしょうか?
 知事:賠償にかかる協議についてでありますが、現在、道と遺族側、双方の代理人弁護士を通じて協議を行なっているところでございます。引き続き、遺族側のご意向などを伺いながら、丁寧かつ誠意をもって対応させていただきたいと考えています。

議員:私はもう、ここは鈴木知事の政治判断しかないと、解決方法はないと思っておりますので、ぜひこのことは指摘をさせていただきたいと思います。

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次に手を挙げたのは、12月7日の委員会でも質問に立った赤根広介議員(結志会、登別市)。知事質疑では、問題の因果関係否定方針について道の協議を記録した文書が示され、担当局長・課長の説明から僅か15分で知事決裁に到っていた事実などがあきらかにされた。似たような答弁の繰り返しが目立つ知事に、赤根議員は「直接遺族と向き合う考えはあるか」と迫ったが、知事はこの問いを黙殺。一方で最終的な賠償方針については「私が判断する」と初めて明言した。

議員:道では6月2日に、道顧問弁護士と、示談交渉にかかわる業務委託契約を締結していることが、各部審査で存在があきらかになった庁内協議の資料で判明したわけであります。そこで、この業務委託の内容や金額について伺います。
 知事:委任契約についてでありますが、道の代理人弁護士との.委任の内容につきましては、令和5年3月31日付『道立江差高等看護学院を巡る諸問題への対応に関する第三者調査委員会 調査書』の内容に基づく道の対応に係る、対象者との示談交渉、示談締結、その他これに関する一切の事務、となっており、その契約金額は44万円となっているところであります。

議員:それで、これほど重大な事案に対する道の方針を決定する会議にもかかわらず、道の『決定書』によると、たった15分でこの会議は終了しているわけであります。知事はこの会議で賠償方針案について了解しておりますが、方針など説明を受けた際、ご自身が繰り返し述べてきた『ご遺族のご意向を伺いながら誠意をもって対応して参る』という姿勢に沿った内容と確信を持たれたのか、認識を伺います。また会議の場ではどのような発言、指示をされたのか、伺います。
 知事:道としての考え方についてでありますが、本案件については第三者調査委員会の『調査書』を受理した以降も担当部から随時報告を受けており、賠償の考え方の提示にあたっては道の法的責任や賠償の範囲等について代理人弁護士の見解なども含めた検討内容の説明を受け、了解したものであります。またその際には、丁寧かつ誠意をもって対応するよう、指示を行なったところでございます。

議員:決算特別委員会の知事総括質疑や各部審査で、道の今後の対応を繰り返し本会は質して参りましたが、道の法的責任、また賠償の範囲などについては『道とご遺族側、双方の代理人弁護士を通じて協議を行なっている。引き続きご遺族の意向なども伺いながら丁寧かつ誠意をもって対応する』と繰り返すばかりであります。しかしながら、協議を進め、そしてとりまとめていくためには、その具体的な方針というものを知事自らが示す必要があると考えるわけであります。決算特別委員会終了からもはや3週間あまり経過しているわけでありますが、知事はご自身の果たすべき役割をどう認識し、この間どういう対応をしてきたのか、伺います。また知事自らが直接ご遺族と向き合い、道の対応についての説明や謝罪をする意志はお持ちなのか、今後の対応と併せて所見を伺います。
 知事:賠償の協議についてでありますが、道の賠償につきましては、代理人弁護士の見解やご遺族側との協議経過をふまえ、最終的には私が判断するものであり、双方による協議が引き続き必要であると考えております。今後の対応についてでありますが、現在、道と遺族側、双方の代理人弁護士を通じて協議を行なっているところであります。引き続き道の代理人弁護士の見解を伺うとともに、遺族側の意向なども伺いながら、丁寧かつ誠意をもって対応して参ります。

委員長:赤根委員につきましては、時間を超過しておりますので、簡潔に求めますので、よろしくお願いします。

議員:承知しました、はい。今、知事から『最終的には私が判断するものである』という答弁があったわけであります。まあ当然のことだというふうに思うわけでありますが、知事はその判断に到る中で、ご遺族の意向に少しでも歩み寄るという心づもりはおありなのか、この点をまず伺います。また、どういう条件を満たせば知事は最終判断が可能となるのか、併せて伺い、質問を終わります。ありがとうございました。
 知事:……(約30秒間沈黙)道の賠償につきましては、代理人弁護士の見解やご遺族側との協議経過をふまえ、最終的には私が判断をするものでございます。そして、今後の対応については現在、道と遺族側、双方の代理人弁護士を通じて協議を行なっているところであります。引き続き道の代理人弁護士の見解を伺うとともに、遺族側のご意向なども伺いながら、丁寧かつ誠意をもって対応して参ります。

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7日の委員会に続いて今回も“トリ”を務めた真下紀子議員(共産、旭川市)は、前2議員の質疑応答時間の倍に近い約20分間を費やし、おもに知事としての責任を問い続けることになる。応じる側にとってはとりわけ答えにくい質問が多い一幕だったようで、半ば瞑目しながら沈黙を続ける知事の周りで副知事や局長・部長らが慌ただしく答弁調整に汗する様子が一度ならず見られた。知事自身の「思い」を尋ねる問いにさえも、知事自身の言葉で答えが返されることはついになかった。

議員:江差高看のパワハラ問題についてです。知事は第三者委員会の『調査書』をお読みになったと承知をしておりますけれども、第三者調査委員会が認定した4件のパワハラをどのように承知されているのでしょうか?
 知事:認定された事案についてでありますが、第三者調査委員会において元学生や教員等への聴き取りの結果、ハラスメントが疑われるとされた9件の事実のうち、提出期限に遅れたため教員が再試験のプリントを受け取らず留年が決まったこと、教員が実習等で指導を拒否したこと、人格を変えなければいけないと思わせるような指導を行なったことなど、推認や可能性を含め4件のハラスメント事案が認定されたところと承知をしております。

議員:たいへんひどいパワハラが4件、認定されたわけですけど、それではこのパワハラと自死との関連、及び背景事情については、どのように承知をされておりますか?
 知事:自死との関連等についてでありますが、第三者調査委員会の『調査書』では『最終的な要因については確定できないが、少なくとも本学院における学習環境が要因となったものと認定でき、自死との相当因果関係は認められる』とされていること、精神的に追い詰められていたことや人格を否定されるような言動が自死に影響を与えたものと認められるなどのほか、学院の『学生をふるい落とすような教育方針』や、管理監督責任を有する道にも問題がある、と記載されているところでございます。

議員:知事は『調査書』をよく読んで今の答弁に到ったと思うんですけど、この答弁をするにあたって、この学生さんがいったい、道立の高等看護学院でどのような学院生活を送っていたと思い到ったでしょうか?
 知事:……(約15秒間沈黙)

議員:知事に訊いているから、知事の言葉で、ここは答えてください。
 知事:……(約1分45秒間沈黙)道として、ハラスメントが認定をされたことについて、学院の設置者として重く受け止めております。学院運営の改善に不断に取り組むことが必要であると受け止めるところであります。

議員:そのような答弁を期待していたわけではなくて、『こうしたハラスメントが行なわれている状況でも、この学生さんが卒業に向かって頑張っていたんだ』というふうに私は思います。10月20日の『決定書』には、自死との因果関係に対する考え方として『調査書』の認定した記載がございませんでした。パワハラ及びパワハラと自死との因果関係を知事が答弁したわけですけど、なぜここには記載がなかったんでしょうか?
 知事:道の賠償責任などについてでありますが、賠償の考え方の提示にあたっては、『調査書』の全体の内容をふまえ、道の法的責任や賠償の範囲等について代理人弁護士などと検討を行なったものでございます。

議員:そこにですね、第三者委員会にお願いをしたパワハラの事実認定と自死との関係についてですね、『調査書』にしっかりと報告があるのに、なぜこれが入っていなかったか、ということなんです。そうではなくて、自死との因果関係については、この『決定書』には『最終的な要因については確定できない』が『相当因果関係は認められる』とした結論部分と、それから一委員の『推認できる限りでハラスメントの事実と因果関係を認定したものにとどまる』『本調査結果は直ちに行為者および管理者の民事上の責任を裏付けるものではない』との『付言』を根拠にして、併記して書いてありました。これはなぜなんでしょうか?
 知事:協議の内容などについてでありますが、『調査書』の結論部分にあります『最終的な要因については確定できないが、少なくとも本学院における学習環境が要因となったものと認定でき、自死との相当因果関係は認められる』との記載など『調査書』の全体をふまえて検討したところであります。

議員:そうであるなら、今議論されているような問題は起きなかったと思うんです。パワハラの認定、自死との因果関係の認定にも言及していない『決定書』のもとでですね、一部を切り出して…。多くの教員による『ふるい落とすような教育方針』『不適切な指導態度』に『徐々に精神的負担を募らせ』『本学院に対する信頼や希望を失った』、パワハラを受けたことにより『自死を考えるようになり』、さらなるパワハラを『予想して』『自死を選択した』。これが、今回の『調査書』の大きな結論なんです。ここのところ、先ほど知事は、最終的には自分で判断すると仰言ってますけど、この10月20日の判断も知事が行なったわけですよね。こうして積み重なったパワハラのもとで追い詰められて自死に到った学生のことを、なぜこの時に議論しなかったんでしょう。議論はされたんでしょうか?
 知事:……(約4分間沈黙)『調査書』についてでありますが、第三者調査委員会の『調査書』を受理した以降も担当部から随時、報告を受けております。賠償の考え方の提示にあたっては、道の法的責任や賠償の範囲等について、代理人弁護士の見解なども含めた検討内容の説明を受け、了解をしたものであります。またその際に、丁寧かつ誠意をもって対応するように指示を行なったものでございます。

議員:知事の、この学院で起こったパワハラの認識っていうのがね、本当に深いものなのかどうかが今、問われているんだと思うんです。何度も何度も、学院のほうへはパワハラの訴えがあったり告発があったりして、調査して是正する機会をもっていたんです。ところがそれを是正してこなくて、積み重なったパワハラの結果としてこの学生さんは自死を選択せざるを得なかった、頑張っていた学生が自ら命を絶たなきゃならなかった、こういうことが起きているわけです。その長い間ですね、パワハラを、…もう10人以上の教員がパワハラをしてるわけですから、そのパワハラを是正してこなかった道の責任を、知事はどう考えているんでしょうか。問題を放置して、解決しなかった。そしてそのことが、積み重なったパワハラによってこの学生さんの希望を打ち壊し、自死にまで到らしめてしまったという責任について、道はどう考えているんでしょうか?
 知事:これまでの対応等についてでありますが、道ではこれまでも、ハラスメントが疑われる苦情等があった場合には、再発防止に向けそのつど、教員への指導など管理職の立場にある職員が対応を行なって参りましたが、ハラスメントが認定されたことにつきましては学院の設置者として重く受け止めており、学院運営の改善に不断に取り組んでいく必要があると考えております。

議員:管理職の立場にある職員が対応していたと。であれば、なぜこんなに、10年以上にわたって、ハラスメントが道立の高等看護学院で続いていたんですか。その効果があったと言えるんですか?
 知事:……(約20秒間沈黙)これまでの対応等についてでありますけれども、道においてはこれまでも、ハラスメントが疑われる苦情等があった場合には、再発防止に向けそのつど、教員への指導など管理職の立場にある職員が対応を行なって参りましたが、ハラスメントが認定をされたことにつきましては学院設置者として重く受け止めております。学院運営の改善に不断に取り組んでいく必要があると考えているところでございます。

議員:不充分な答弁なんで、後から指摘します。で、この理不尽なパワハラによって自死により亡くなってもなおですね、亡くなってもなお、ご遺族に理不尽な思いをさせている。それが今の賠償交渉の、示談交渉のね、経過の中で起きている事実です。知事は今、道立高看運営の改善をはかると仰言いますけども、信頼と希望を取り戻ずために、今回の賠償交渉、示談交渉がどのような行く末になっていくかっていうことをみんなが注目していて、そこに学院再生の本気度が現われているということを見るんだと思うんですよ。知事はそう思いませんか?
 知事:今後の対応についてでありますが、現在、道と遺族側、双方の代理人弁護士を通じて協議を行なっているところであります。引き続き、道の代理人弁護士の見解を伺うとともに遺族側の意向なども伺いながら、丁寧かつ誠意をもって対応して参ります。

議員:先ほど知事は、自分で最終的な判断するって仰言ったんですけど、どういう判断されるんですか?
 知事:現在、道と遺族側、双方の代理人弁護士を通じまして協議を行なっているところでございます。道の代理人弁護士の見解を伺うとともに遺族側のご意向なども伺いながら、丁寧かつ誠意をもって対応して参ります。

議員:まあ、その答弁を繰り返してきたけれども今の事態に及んでいるわけですよね。相手方の、学生側の代理人弁護士のほうからも『理不尽だ』という声が寄せられているわけなんです。で、分科会審議で、賠償に係る示談交渉にあたって議会議論も顧問弁護士には伝えられていると答えておりました。道との複数回の打ち合わせも行なわれて、賠償額は確定したものではないという答弁も受けております。さらに遺族側の意向を伺いながら、知事が繰り返しているように『丁寧かつ誠意をもって』対応すると言っているわけですから、そうすると今後は遺族側が『道の対応が理不尽だ』と、こう言われることがないような結果に繋がる、そういう交渉が進むという理解でよろしいでしょうか?
 知事:今後の対応につきましてでありますが、現在ですね、ご遺族側の代理人弁護士を通じて、道でも代理人弁護士、双方でですね、協議を行なっているところでございます。で、ご遺族側の意向なども伺いながら、丁寧かつ誠意をもって対応して参ります。

議員:その知事の言葉がですね、行動に現われるかどうかを、道民は注視していると思います。理不尽なパワハラによって自死し、そして亡くなってもまだ、なおですね、理不尽な思いをさせる道立高看に、誰が進学を希望するんでしょう。知事の対応いかんによって、道立高看への入学ということ、道立高看の再生ということが本気で行なわれるのかどうかっていうことが、問われているんです。こうした事態に及んでもなおかつ、遺族側に対して理不尽だと思わせるような対応しかできないような道立の看護師養成機関であっていいのかどうかが、今問われているわけです。それともう1つ、最後に申し上げておきますけど、先ほど何度もね、何度も何度も、積まれたことですね。公立校としてのですね、特殊性についても、学費収入を優先的課題とする必要のない公立校としての特殊性、臨床現場に配置しにくい人材に退職してもらうことができずに、直接患者を受け持たない学校へ転勤させてきた公務員の特殊性も指摘されています。今後も厳しい目で監督を続けなければ、同様のハラスメント体質を再び生じさせてしまうリスクが高いと『調査書』で指摘されているんです。だから今、北海道内の道立高看を再生させていくために多くの人が力を尽くしている時に、知事がこの示談交渉でその姿を体現して見せることがとっても重要だっていうことを申し上げて、そしてそのことが北海道内の、道立高看での看護師の養成に大きな力になるんだということを申し上げて、私の質問を終わります。ありがとうございます。

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亡くなった学生の母親(47)は、噛み合わない議論の一部を伝え聴き「びっくりするぐらい同じ答えの繰り返し。議員さんに『自分の言葉で』と言われても答えない…」と知事答弁への失望をあらわにし、道との賠償交渉については「心臓を鷲掴みにされているように苦しい状況。悔やしくて悲しくて、今後に不安しかありません」と話している。

(小笠原淳)

【小笠原 淳 (おがさわら・じゅん)】
ライター。1968年11月生まれ。99年「札幌タイムス」記者。2005年から月刊誌「北方ジャーナル」を中心に執筆。著書に、地元・北海道警察の未発表不祥事を掘り起こした『見えない不祥事――北海道の警察官は、ひき逃げしてもクビにならない』(リーダーズノート出版)がある。札幌市在住。

 

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