【速報】鹿児島県が新型コロナ濃厚接触者情報を隠蔽|問われる三反園県政の信頼度

感染拡大の第2波が懸念される新型コロナウイルスを巡り、鹿児島市の繁華街・天文館にあるニューハーフバー「NEWおだまLee男爵」で発生したクラスターの対応にあたる鹿児島県が、県職員の濃厚接触者について確認を求めたハンターの取材に回答せず、事実上の隠蔽に走る姿勢を示している。

■鹿児島県 ―「お知らせする必要がない」

7日、新型コロナウイルスへの対応を所管する県くらし保健福祉部健康増進課に求めたのは、県庁職員の中に新型コロナ感染者の濃厚接触者がいるかどうかの確認。県庁内部から、濃厚接触者の存在を懸念する声が出たためだった。

これに対し同課は、「感染者はおりません。濃厚接触者というのは、基本的にそういうのは、私共では公表しておりません。どこにいるかということは」と回答。記者が“県庁職員に濃厚接触者がいるかどうかだけでも答えるべきだ”と追及したところ、「濃厚接触者についての情報については、お知らせする必要がないと考えている」と開き直った。

言うまでもなく、県庁職員は県民と接触する機会が多く、新型コロナの感染者がいればウイルスをばら撒く可能性がある。「NEWおだまLee男爵」で発生したクラスターは県内全域に感染を広げた形になっており、JAグループや医療機関など様々な職場に影響を及ぼす状況だ。対応にあたっている県庁職員が濃厚接触者になるケースは否定できず、役所の内外から心配する声が上がるのは当然だろう。

濃厚接触者がいなければ「いない」と答えれば済む話。実際、別の複数の自治体に同じ質問をしたところ「おりません」「濃厚接触の報告はありません」などと明快な答えが返ってきている。鹿児島県はなぜ回答を拒むのか――?

■複数の県職員がPCR検査

県が隠蔽に走る理由は一つしかない。ハンターは7日までの取材で、クラスター対策にあたっていた複数の県職員が感染者に接触したため、PCR検査を受けたとする確かな証言を得ている。県は、知事選への影響を考え、開示すべき情報を隠しているのではないか。一体何人の濃厚接触者がいるのか、県は県民に対し、真実を知らせるべきだろう。

県の新型コロナ対策を巡っては、鹿児島県知事選挙の候補者アンケートで「253の病床、軽症者などの宿泊施設388室を確保するとともに、279人分のPCR検査体制も確保し、港湾などでの水際対策も講じている」とした三反園訓知事の回答内容が事実上の虚偽で、実際にはベッド数が不足しており、実施可能なPCR検査も147人分に止まっていることが、ハンターの取材で明らかとなっている(先日既報)。12日の県知事選投開票を前に、三反園県政の信頼性が問われる事態だ。

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