カテゴリー:僭越ながら「論」
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鹿児島県知事選挙の投開票から3日経ったウイークデーの昼下がり。鹿児島市内にあるホテルのロビーで取材相手を待っていると、すぐ横のスペースに背広姿の男性が4人やってきた。ソファーに腰を沈めるなり、大きな声で話し始めた彼らの“…
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収束に向かうどころか、日ごとに増える新型コロナウイルスの感染者。緊急事態宣言の発出で一時的に減った患者数は、自粛解除で再び増加に転じ、連日「過去最多」を更新する勢いとなっている。
「第2波」を疑う余地はないが、新聞…
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第二次安倍政権が発足してから7年半、国民は「一強」という政治状況を憂いつつも、4割を超える高い支持率を与える形で安倍政治を容認してきた。
「私は認めていない」という声が聞こえてきそうだが、特定秘密保護法に始まり集団…
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ドラッグストアだけではなく様々な商店、企業が軒先でマスクを売るようになった。開店前のドラッグストアに、マスクを求める人が作っていた長い行列も、いまはない。
場所によっては売れ残りが出ているらしく、数時間後に通ったら…
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大きな地震や豪雨による被害が発生するたび、安倍晋三首相をはじめとする改憲論者たちが持ち出してくるようになったのが、東日本大震災をきっかけに議論されるようになった「緊急事態条項」である。
■「緊急事態条項」に重なる「国家…
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女優の岡江久美子さんが、新型コロナウイルスに感染し亡くなった。志村けんさんのケースも同じだったが、体調不良となり自宅で療養している間に症状が悪化したのだという。
岡江さんは乳がん、志村さんには肺炎の病歴があったこと…
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事態が悪化するたびに“自粛”の範囲を広げるが、後手に回った政府の対症療法では効果が得られず、にっちもさっちも行かなくなった――これが現在の日本の姿だろう。
新型コロナウイルスが国内で猛威を振るい始めて約2か月。安倍…
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孫子は、「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という格言を残した。その意味で新型コロナウイルスという新たな敵は、正体も退治法も定かでないというだけに厄介な相手と言える。
国内に入ってきたウイルスは、またたく間に広がり…
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先週、知り合いからメールが送られてきた。
「福岡城の桜が見ごろを迎えました!今週中が一番美しいかと……」
忙しさにかまけ返信を怠っていたら、翌日になってまたメールが来た。
「新型コロ…
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「正当にこわがる」――物理学者であり、随筆家でもあった寺田寅彦(1878〜1935)の言葉から引用されるフレーズだ。
物事を怖がらなさ過ぎたり、怖がり過ぎるのは、ある意味で易しいが、正当にこわがることはなかなか難し…
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2018年6月15日の福岡県議会定例会。ある県会議員がバイオマス発電の促進を訴える質問を行い、小川洋…
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2021年から本サイトで疑惑を追及してきた国際政治学者・三浦瑠麗氏の夫で、投資会社「トライベイキャピ…
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