兵庫県を揺るがす「告発文書」を入手|激怒した斎藤元彦知事の評判

今月27日、記者会見した兵庫県の斎藤元彦知事は、西播磨県民局長だった渡瀬康英氏を解任し、3月末での退職ををいったん取りやめて役職定年で降格とする人事を行った。さらに、自己都合で退職予定だった産業労働部の女性次長の退職も取りやめるという異例の事態。斎藤知事を批判する文書を渡瀬氏が作成して、兵庫県警、県議、メディアに流したことが原因とされ、女性次長もそれに関与した疑いがあるという。兵庫県庁で、いったい何が起きているのか――。

◆   ◆   ◆

記者会見で斎藤知事は「県民局長としてふさわしくない行為。本人もそれを認めている。事実無根の内容が多々含まれている。職務中に職場のパソコンを使用して作成したと本人も認めている。職員の信用失墜、名誉棄損、法的課題がある。被害届、告訴も考えている。内容はウソ八百だ。ありもしない内容だ。県の業務上のダメージで看過できない」と激怒。これまでにない厳しい姿勢を見せた。

下は、ハンターが入手した渡瀬氏が作成したとされる告発文書――【齊藤元彦兵庫県知事の違法行為等について(令和6年3月12日現在)】――である。(*黒塗りはハンター編集部)




告発文書を読んだ、ある兵庫県の職員がこう話す。
「斎藤知事はすべてが事実無根という感じで記者会見では話していた。しかし、当たっているところもある、いやかなりの部分がその通りとの声もある。告発されているのは、パワハラ人事のこと。これには賛同する職員も少なくない。しかし、不満があるからといって、業務時間中にウソ八百含めて文書作って流すというのは公務員として失格」

告発文書をよく読みこむと、到底怪文書扱いできない、つまり当事者でなければ知りうることができないと思えるような内容が書かれている。最後は《兵庫県が少しでも良くなるように各自のご判断で活用いただければありがたい》とある。判断材料として斎藤知事への告発文書をどうとらえるのかは、読者にお任せする。

ちなみに、3年前の知事選挙で大阪府の吉村洋文知事はJR元町駅前、裏金事件の西村康稔前経産相はJR大久保駅前で支援のマイクを握ったことを付記しておく。

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