過去の記事一覧

  • 甦る大政翼賛会とその時代 

    1938年(昭和13年)、国会で「国家総動員法」の説明を行っていた陸軍の佐藤賢了中佐が延々と自説を披露。発言を止めるよう求めた国会議員らに対し、「黙れ!」と一喝して委員会室を去るという事件が起きる。将官でもない軍人が政党…
  • 【南国殖産・田川バイオマスの闇】佐々木県議会副議長の関与、明らかに

     地元住民が反対運動を展開している「田川バイオマス発電所」(福岡県田川市)の不適切な事業認可過程が明らかになる中、発電所誘致に尽力した福岡県議会の佐々木允副議長が、SNS上で「あくまでも民間の工事であり、田川市役所も私も…
  • 国民と乖離する自民党|「フランス視察」女性局長・松川るい議員の土壇場

    自民党女性局のフランス研修をめぐり「観光旅行」にしか見えない写真を投稿して批判を浴びている女性局長の松川るい参議院議員。炎上を受けた自民党の大阪府連は、松川問題を協議するため8月10日に緊急で「役員連絡会」を開催すると決…
  • 田川市環境政策課に公文書毀棄の疑い

     ごみ収集運搬の業務委託先を決めるプロポーザルの件で疑惑まみれとなった福岡県田川市の環境政策課が、業者選定までの過程を示す重要な文書を廃棄していたことが明らかとなった。公文書毀棄の疑いがある。 ■不透明な選定過程にさら…
  • ビッグモーター・福岡店元社員が語る悪質業務の実態

    「法令遵守なんてまったくありませんね。売上のためなら、何やってもいいというブラック企業ですよ」――そう話すのは、福岡県内のビッグモーターで数年間、営業を担当していた元社員のYさん。故意に車体に傷をつけて保険金を不正請求し…
  • 木原スキャンダルの核心は何か

    日本の新聞記者は入社すると警察担当、いわゆる「サツ回り」からキャリアをスタートさせることが多い。私もそうだった。最初の数日は「とにかく、刑事部屋にずっと座っていろ。デカの名前と顔を覚えろ。自分の名前も覚えてもらえ」と命じ…
  • 自民党・秋本真利衆院議員に贈収賄疑惑|洋上風力発電巡り数千万円受領か

    8月4日、東京地検特捜部は秋本真利自民党衆院議員(47)の千葉県の自宅や議員会館の事務所などを家宅捜索した。秋本氏には、洋上風力発電事業を手がける「日本風力開発」(東京都千代田区)の塚脇正幸社長から数千万円の「賄賂」を受…
  • 【南国殖産・田川バイオマスの闇】二場前市政の「虚偽答弁」明らかに|問われる事業の正当性

     地元住民が反対運動を展開している「田川バイオマス発電所」(福岡県田川市)の事業者である南国殖産(鹿児島県)が、事業認可を求めるため2018年(平成30年)12月20日付で九州経済産業局に提出した『バイオマス燃料の調達及…
  • どうなる万博|工期遅れで延期論も

    夏草が覆い茂り、見渡すばかり平坦な埋め立て地が広がる。大阪市此花区、大阪湾に浮かぶ夢洲だ。2025年、大阪・関西万博が開催された後は、カジノを含む統合型リゾート(IR)が誘致される予定だ。万博の開催まで1年半しかないが、…
  • 権力の闇に切り込まない日本の主要メディア

    久しぶりに文春砲の連続弾が炸裂している。週刊文春の今回の標的は、岸田文雄首相の懐刀とされる木原誠二官房副長官である。疑惑の内容は「木原氏の妻の元夫は殺害された可能性がある」というものだ。 週刊文春や木原氏の公式サイ…
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